チューリップの心の旅、大好きな曲
チューリップ(TULIP)の「心の旅」。
私が初めて聞いたのは、車を運転中のラジオからだった。ボーカルの優しい声。それに合ったメロディー。青春を感じる歌詞。1度聞いただけで、本当に好きな歌の一つとなった。
学生時代、遠距離恋愛中の彼女がいた。
学生なのでお金もそんなにないため、彼女に会えるのは月に一回。『あぁだから今夜だけは君を抱いていたい。あぁ明日の今頃は僕は汽車の中』彼女会えた嬉しさと同時に、切なさも感じる部分が自分の状況とリンクしていた。
その曲を聞くことで、彼女に会える日が待ち遠しくもあり、切なくもなる、自分にとって、聞くと本当に色々な感情が出てくる面白い曲でもあり、大好きな一曲である。
今ではその彼女とも結婚をし、子どももいる。やはり夫婦となり子どもも生まれると、お互いの存在はお父さん、お母さんになってしまう。
これはほとんどの夫婦に当てはまることだと思う。それが悪いことだとは思わない。
家族が子どもがいる状況によって進化して来たとも言える。
しかし、その関係だけでは寂しくも感じる。しかし私はチューリップの「心の旅」を聞くことで、学生時代のあの頃の気持ちを思い出すことができる。
その度に新鮮な気持ちが蘇り、その瞬間はお父さんとお母さんではなく、彼氏と彼女に戻れるのである。